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花の贈り方

誕生日や記念日に花を贈るときのマナーとして 押さえておきたいポイントがあります。 まず、意外と花言葉を気にする人が多いことを知っておきましょう。 例えば、赤いバラを1本贈るのは愛の告白です。 子どもがママに「1本しか買えなかった」と 渡すのは、心温まる微笑ましい風景ですが、 妙な誤解を避けるためにも、告白したいとき以外に 赤いバラを1本だけ贈るのは避けたほうがいいですね。 色とりどりのバラを何本も合わせたブーケなら大丈夫です。 食事に招かれたりしたときは、ホステスの手を煩わせることなく そのまま飾れるアレンジメントもいいですね。

相手の好みをよく知っている場合を除いて、 香りのあまり強いものは、避けたほうが無難かもしれません。 この点は、お見舞いに花を贈るときのマナーでもあります。 個室でない場合、同室の人が香りを気にする可能性があります。 体調がよくないときは、香りに過敏になってしまうこともありますので 控えめなものを選んだほうがいいでしょう。 もちろん、「この香りが好きだから」とリクエストがあった場合は別です。 水仙やフリージアなどの香りに癒された経験は私もあります。 優しい香りの花には慰められますね。 ただ、一般的に西洋では黄色というのは「嫉妬」や「復讐」などの あまりよくないイメージを持つ色のようです。 日本人でしたら「黄色は春の色」と感じますが 外国の方に贈るときは、その国のことを調べるのも必要かもしれませんね。 元気な時でしたら何でもないことですが 体調が悪いときは気分もすぐれないものですから。 また、鉢植えは、根がついていることから 「根付く」→「寝付く」と退院の遅れを連想させてしまいます。 シクラメンなど冬でも咲いてくれて、可憐で素敵なのですが 鉢植えになっているものが多いですし、名前に 「死」とか「苦」と同じ音を含んでいるため敬遠されています。 本人は気にしなくても、例えば親戚の方が お見舞いに来た時に、そういうお花が飾られていて 気分を害したという話を聞いたことがあります。 ですから、「避けたほうがいいもの」は知っておいたほうがいいですね。

とはいえ、お花はたくさんの種類がありますし 全部調べるのも、とても大変です。 一番大事なのは贈る人の気持ちのはずですから、 買うときにお店の人に相談して、あとは心を込めて選びましょう。 「花言葉は知らなくて選んだのだけれど、 気に入っていただけたら嬉しいです。」と 渡すときのちょっとした気遣いがあれば、思いは伝わります。